先週末に開催された、やわたはま国際MTBクロスカントリー大会において村上功太郎がジュニアカテゴリーで見事優勝しました。また、弟の裕二郎もユースカテゴリーにおいて2位入賞しました。
今回の大会は、年間5戦開催されるアジアマウンテンバイクシリーズの開幕戦ということもあり、アジア各国から選手が参加し、熱い戦いを繰り広げました。
以下、本人からのレースレポートが届きましたので報告します。
(MTB)Coupe du japon やわたはま国際クロスカントリーU-C1大会レポート
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開催日:2017年4月23日(Sun)
大会名:Coupe du japon やわたはま国際XCO U-C1 場所:愛媛県八幡浜市 八幡浜国際マウンテンバイクコース カテゴリー:ジュニア 出走時間:AM11:00 結果:1位 大会直前の水曜日(19日)に部活のトラック練習で集団落車し、左肩と左膝に擦過傷を負い特に左肩は打撲傷で左手首も軽く突いた感じで、前日の土曜まで少し痛みがありました。
レース前日の試走は、無理をせず、コースを1周だけ走ることにしました。
今回のレースでは、シクロクロス世界選手権でもホイールサポートを頂いたパックスサイクル様から、ペダルのサポートをしていただき、テストを兼ねて走りました。
ペダルはHT LEOPARD M1という海外ではよく使われているペダルで、パックスサイクル様が日本の代理店を勤めています。
試走で走った感じでは、踏んだ時と引いた時にクリートとペダルの間にアソビが無く、しっかりとトルクをかける事ができました。また、軽量でも剛性があり、路面の状況が伝わってきてバイクとの一体感が感じられました。バッチリと試走で自分にはまったので、レースの期待が高まりました。
レース当日は、家からレース会場までが車で15分のため、ゆっくりと自宅を出て、会場に到着後はコース試走を1周しました。天気が良く、コース状態は完全ドライなので、タイヤは、いつもこのコースで使うシュワルベのサンダーバートで走ることにしました。
レースは、1周4.3kmのコースを5周回する合計21.5kmの設定でした。今シーズンからジュニアカテゴリーになりレースの距離(時間)が延びたことは、長距離が好きな自分にとって少しプラスの要素が増えました。
スタート位置は最前列の左端、スタートの号砲とともにペダルキャッチも上手くいき、先頭でグラウンドを出てアスファルト区間を上ります。
1周目は他の選手の様子を見ようと思っていましたが、予想以上に序盤がハイペースであったため、少し焦りましたが、このコースの難所であるゴジラの背中のあたりで、集団を篩にかけるため少し早めのペースで走り周りの選手の様子を見たところ、1周目の後半には2位を走る選手と二人だけの展開となりました。1周目最後のフィード付近で、2位を走る選手との差が開き、その後はその他の選手もついてきていないことを確認してからは、焦らず自分のペースを刻んで行きました。
3周目の桜坂の上りで、2位を走る韓国の選手が20秒差まで詰めてきて驚きましたが、自分のペースを考え直し、走りに集中しました。
後半は暑さによる水分不足で脚が攣りそうでしたが、最後までメカトラブルなく走りきることができ、トップでゴール出来て嬉しかったです。
今回は地元ということもあり、コースでたくさんの方に応援していただき、本当に楽しいレースでした。
サポートしてくださった、DECOJA様、パックスサイクル様その他関係者の皆様、応援してくださったみなさんありがとうございました。今後のレースでも更なる活躍ができるようこれからも応援よろしくお願いします!
バイク:トレックスーパーフライComp コンポーネント:シマノXT-M8000
タイヤ::前後 シュワルベ サンダーバート 2.25(1.7bar) ギア:フロント34T(シングル)、リア 11-40T
ペダル:HT LEOPARD M1(PAXPROJECT)
弟の村上裕二郎は、今シーズンから参戦しているユースカテゴリーで2位入賞!
レース序盤から、昨シーズンのユースクラス全日本チャンピオンとの2位争いとなりましたが、レース終盤となる3周目の後半に単独2位に浮上し、そのままゴールしました。
裕二郎は前回の菖蒲谷大会でのポイントを含め、現在シリーズランキングは1位と同ポイントの2位となっています。
写真提供:今西英雄様、木下貴之様、田中義晃様、山崎一代様
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