5月28日に長野県富士見町で開催されたマウンテンバイクCJ-1富士見パノラマ大会において優勝しました。本人からのレースレポートが届きましたのでお届けします。
大会名:CJ-1富士見 場所:富士見パノラマスキー場 クラス:Men Junior 出走時間:PM1:47(エリートの2分後スタート) 結果:1位 コース:4.3km×6周 コンディション:ドライ&ハイスピードコース
(前日) 正午に現地入りして試走を行いました。情報ではコースはドライでスピードコースと言うことだったので、ある程度の予想を立てていました。最初のタイヤはレーシングラルフで走りましたが、もっとドライ用のタイヤで行けると判断してサンダーバートに交換しました。
交換して2周目のロックセクションで少しペースを上げて入ってしまい、後輪をパンクさせてしまいました。ダメな進入速度とラインをつかんだので、レースでは気を付けようと思いました。コースを充分覚えることができたのでローラーで少し刺激を入れてダウンをして終わりました。
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(本番当日) 朝の試走を1周ゆっくり行い最終確認をしました。昼になるにつれて気温が上がるので水分補給には気をつけていました。弟のユースのレースを観て大体のラップタイムをつかみました。アジア選手権の反省から、昼ごはんを早めに多めに取り、ハンガーノックと脱水症状にならないように気を配りました。レース3時間前から飲んだ量は2Lくらいあったのではないかと思います。
(スタート1時間前) よくストレッチをしてからローラー台に乗りました。アイスバックを首に当てながら体温を上げすぎないようにして、心拍数を上げていきました。招集コールまで足を回して冷たい水をかぶり気分をすっきりさせました。
(スタート) スタートは最前列の真ん中より右側でした。うまく反応して先頭3~4番目の位置で最初のコーナーへ入りました。思ったより早いペースだったため、ついていけずシングルトラック(選手一人が走れる幅のコース)に入ったところでは5番手くらいまで落としてしまいました。
1周目で先頭との差が25秒くらいでオーバーペース気味なのを気にしながら、少しマズいと思い、3、4周目で捕まえるくらいのスピードで行きました。3周目で北林選手が体調を悪くしたようで、前を譲ってくれました。その後、先頭を走っていた小林選手がコースそばの芝生で脚を押さえて転がっていたのでパスして一気にトップになりました。
レース後に思うと、前半のタイム差が大きかったため、あのまま行かれていたら離されていたかもしれないと思い、反省しています。
その後は周回数を順調に消化しました。ペースをつかむと、どこで踏むのかがわかって、ダンシング(立ち漕ぎ)とシッティング(座り漕ぎ)をうまく混ぜて、腰の痛みを紛らわしながら走りました。気温が高かったため水分補給はこまめにしていきました。
4周目あたりからフロントタイヤの感覚が少し重く感じていたのでスローパンクかと考えリム打ちを警戒していました。リアも昨日のパンク修理をしたパッチが剥がれてきてそうだという悪い予感がしていました。この時点で後ろとの差は70秒ほどあったので焦らずに走れました。
最終周、やはり悪い予感があたりました。ゴール前ラスト400mあたり、ゲレンデに出てくる箇所の下りで前後輪エアが抜ける音がしました。前輪は自分でバウンドさせてうまくシーラントを回すことができました。後輪は抜けるスピードが早く、どうしようもありませんでした。下りの多い区間だったため、シクロクロスのように脚を出しながらコーナーを曲がって、乗車で漕いで進まないと思ったらすぐに降りて押しました。なにもないところでいきなりのパンクだったのでビックリしましたが、うまくカバーできたと思います。
最後は初めてのランニングゴールでした。タイムギャップを稼いでいてよかったです。
今回は暑さにやられず最後まで自分の走りができたと思います。苦しいとき、パンクしたときの声援はとても力になりました。全日本選手権の予行がしっかりできたと思うので、足りなかったところを直して、さらにいい調子で挑みたいです。
今後も応援よろしくお願いいたします! たくさんの応援、サポートありがとうございました。
バイク:ANCHOR XR9 (上野サイクル様) コンポ::シマノXT ペダル:HT LEOPARD M1(PAXPROJECT様) フロントフォーク:SR SUNTOUR AXON ELITE(上野サイクル様) ホイール:PAXカーボンファットホイール タイヤ::前後 サンダーバート 2.1 空気圧 :F 1.4bar R 1.4bar レース前補給:ニンジャエナジー(レモン味)
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