昨日開催された全日本マウンテンバイク選手権大会のレポートが届きましたのでお伝えします。
大会日:2017 7/23 大会名:2017全日本マウンテンバイク選手権大会 場所:長野県富士見町 種目:XC クロスカントリー クラス:ジュニア
出走時間:AM11:45 コース:4.46km×4laps 17.84km コンディション:マッド 結果:3位
昨年の全日本選手権から一年、これまでシクロクロスやマウンテンバイクの海外大会に参戦して色々な経験を積ませて頂くことができ、今年はその成果を発揮し優勝を目標に臨んだレースでした。 (前日) 京都の親戚宅に前泊させていただき、昼前に会場入りしました。春の富士見大会とはコースが変わっていることを聞いて、早めに試走へいきました。細かいセクションを何度かやり直しながら4周ほどしました。 フロントフォークの調子が少し悪かったので、会場に来ていたSR SUNTOUR様のブースで見ていただくと、すぐにパーツを交換してもらい、新品のような状態にしていただき、動きが良くなって、翌日のレースへのモチベーションが上がりました。本当にありがとうございました。 試走終了直後、急に天候があやしくなり、雷が鳴り大雨が降りだしました。
明日のレース中は晴れてほしいなと願いながら、ホテルへ移動しました。
夕食は、DECOJAの木下社長とエリートの中原選手と一緒に近くのお店に行きましたが、他のチームの選手もたくさん来ていたので驚きました。レースでタレないように(肉のタレだけに)たくさん食べたので、早めに寝ました。 (当日) 朝は6:00に起床し、6:30に会場入りしました。前日とコースコンディションが変わったため、タイヤを2種類試し、それぞれ1周回しました。
その後、試走の後に少し雨足が強くなったため、マッド用のタイヤで使っているロケットロンをチョイスし、スタート1時間20分前からローラーでアップをしました。脚は十分に動くので、調子は良いなと思っていました。 (レーススタート) スタートはU23(ジュニアのひとつ上のカテゴリー)と混走で、前から3列目の平林安里選手の真後ろでした。スタートダッシュが決めやすい良い位置だと思っていました。
スタートは前に選手がいる分、少し緊張が薄く感じました。
スタートをうまく決めたと思いダンシングをしようとしたところで、平林選手の落車にフルブレーキングで反応し、気持ちを入れ直してリスタートしました。
集団に必死に追い付くため前へ行こうとしましたが、なかなか前の選手をパスすることは出きず、最初のロックセクションでミスを犯し、更に離されてしまいました。
しかし、その後は落ち着いて落車することなく集中して前を追うことができました。
今回は4周回のレースでしたが、2周目に腰の痛みがでて、ダンシング(立ち漕ぎ)がし難い状態になりました。
3周目で3位に浮上しましたが前との差がどんどん開いてしまいました。後半の下りで落車はしなかったものの、バイクをコントロールするため、無理な体勢をとってその先の根っこの段差へ乗り上げた際に、肘の関節を負傷しました。(レース後にスポーツアロマの方に見てもらうと、肘の関節に炎症がおきていることがわかりました。)
その後は会場での多くの声援を力にかえて、腰と肘の痛みを我慢して残りの周回を走りきることができました。ゴールの瞬間は3位でゴールしたことに安堵していましたが、時間が経つにつれて悔しい気持ちが出てきました。 今回は雨でマッドな路面(特に根っこや岩)にうまく順応できず、バイクをコントロールするのが精一杯でした。腰の痛みもトラクションをかけるためにバイクを無理に抑えていたところからきたのだと思います。 全日本選手権大会は特別な大会で、いつも通りの調子、いつも通りの走りをすることは難しいと改めて思いました。 会場で、声をかけて頂いた多くの関係者様、応援・サポートしていただいた皆さんありがとうございました。 全日本のタイトルを獲れなかったことは本当に悔しい思いですが、気持ちを切り替え、次戦の8月5日にマレーシアのタンブナンで開催されるアジアシリーズ・マレーシア大会では自分のベストの走れができるよう、万全の体調で臨みたいと思います。
みなさん今後も応援よろしくお願いいたします。
(使用機材) バイク:ANCHOR XR9 (上野サイクル様)
コンポーネント:シマノXT-M8000
ペダル:HT LEOPARD M1(PAXPROJECT様)
フロントフォーク:SR SUNTOUR AXON エリート(上野サイクル様)
ホイール:PAXカーボンファット(PAXPROJECT様)
タイヤ::前後 ロケットロン 2.1スネークスキン
空気圧 :F 1.3bar R 1.3bar
ギア::F34T R40T-11T
補食:ニンジャエナジー (梅味)
写真提供:梶原弘美様