アジアMTBシリーズ・マレーシア
- 2017年8月8日
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8月5日 マレーシア・サバ州のタンブナン市で開催されたアジアマウンテンバイクシリーズ第2戦の本人レポートが届きました。
レースレポートは本人のFacebookで掲載していますが、こちらのブログでは、マレーシアに遠征に行くことを決めた経緯と、現地で感じたことを中心に書いています。

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去る4月23日に開催された、アジアマウンテンバイクシリーズ第1戦・八幡浜大会で優勝することができ、その時の大会コミッセール(競技役員)として来日していたBeatriceさんにレース終了後、お礼の挨拶に伺った際、『次はマレーシアで会いましょう』と話をしました。
その時は「マレーシア遠征行ってみたいな」と思っていた程度で、今思うとまさか本当に行くことになるとは・・・

実は八幡浜大会のレースの前日、ライダースミーティングにてコミッセールより「今回のレースは来年ブエノスアイレスにて開催される2018ユースオリンピックゲーム(YOG)に繋がる重要な大会です・・・」というような説明があり(すべて英語だったので、詳しくは分りませんでしたが)、その時は「ふぅん、そうなのか、じゃあ頑張らなきゃな」と思っていましたが、その大会が終了し、父と色々とYOGのことを調べていると、今年の世界選手権において獲得するUCIポイント(世界ポイント)がYOG出場にとても重要なことがわかりました。
その翌月、中国でのアジア選手権大会でもUCIポイントを獲得することができたことから、本格的に照準を2018YOG出場に合わせ、今回UCIポイントを獲得できる可能性の高いアジアシリーズ第2戦マレーシア大会に出場してポイントを獲ることにより、9月に開催されるMTB世界選手権でのスタート位置を少しでも前にして、国として17位以内の結果を残し、YOGへの出場国枠を獲りにいくため出場を決めました。
大会出場にあたり、初めての単独海外遠征で不安だらけでしたが、知人である国内のUCIコミッセールの方に相談し、マレーシアのコミッセールの方を紹介して頂き、その後はマレーシアの方とメールにて何度かメッセージのやりとりをし、日本では現地までの飛行機の手配と宿の予約だけを行い、とりあえず空港まで無事に着けば、あとは現地の方がなんとかしてくれるとのことでした。
8月2日 AM11:00 今回保護者代わりとして同行してもらうこととなったデコジャレーシングの木下社長と共に関西国際空港を出発し、クアラルンプールで乗り継ぎ、コタキナバル空港に予定通りPM8:30に到着(とりあえず全ての荷物があったので一安心)
日本からはエリート選手の竹之内悠さんと、メカニックの鬼頭さんが同じ便で現地入りし、その後の試走からレース本番まで色々とお世話になり本当に助かりました。
空港に到着すると、レース主催者の方が手配してくれていたピックアップトラックに荷物を載せ、1,000m級の急な坂道の山を一つ越え、2時間半かけてレース会場のタンブナン市にPM10:30頃に到着
ホテルのチェックインを済ませ、移動の疲れもあり、すぐに就寝しました。
8月3日(レース前々日)
起床してホテルから歩いてすぐの市場を散策しました。
日本を出る前は、マレーシアは赤道に近い国なので、さぞかし暑いのだろうと思っていましたが、標高が800mもあるタンブナンの気候は涼しくてとても過ごしやすく、エアコン無しでも十分に過ごせる生活でした(ちなみに我が家にはエアコンがないので、エアコンが無くても全く平気なのですが)

市場に来ている方は、ほとんどが地元の方で、独特な雰囲気の空間でした。
日本ではあまり見ることのないドリアなど、他にも見たことのないフルーツが沢山あり、しかも肉や魚は冷蔵陳列ではなく、そのまま生で置いています。みんな胃腸が丈夫なんでしょうか(笑)
あと、走っている車がほとんど日本車で、しかも改造している車やバイクが多くて、あぁ、みんなイジるのが好きなんだなぁと感じました。
その日の午後からはコース試走
難しい箇所を何度か繰り返し練習したのち、ホテルに戻りのんびりしていると、ホテルの隣の部屋の前で自転車を組み立てている青年を発見
声を掛けて話をすると、オーストラリアから来ていたジュニアのDinham Matthew選手(あとで確認すると、世界ランキング29位の強い選手)でした。
この時は優しくとてもいいやつだなという印象でしたが、まさかレースであれほどコテンパンにやられるとは・・・・・
その後、一日目の夜は、ホテル近くのレストランでタイ米のご飯を食べましたが、思っていたほど日本のお米と違いはなく、ほとんどの料理は美味しく頂くことができました。

マレーシアの物価は日本の3分の1ほどなので、ホテルは一泊4,000円ほど
レストランの食事も一食300円ほどでお腹いっぱい食べることが出来ます。
食べ物に関しての好き嫌いはないので、マレーシアの食事もとても美味しく頂くことができました。
8月4日(レース前日)

朝から昼まで試走をし、午後からは翌日のレースで使うタイヤに交換したあと、近くのスーパーに買い出しに行きました。
タンブナン市は、山の中の町で、宿泊していたホテルの近くには野外広場を中心に、スーパーが2軒、レストランが10軒、雑貨屋さんが何件か集まり、そのまわりに住宅が点在している、のどかな街です。

夕方はチームマネージャーズ・ミーティングのあと、19:30頃から地元主催のウェルカムパーティーに参加し、市長さんの挨拶や、今回のレースに出場している各国選手の紹介があり、日本からのメンバー4人も、なにやら怪しい食虫植物のゆるキャラ?に熱烈歓迎を受けました。

パーティーに参加していた地元のボランティアの大学生が日本のアニメ好きらしく、ワンピースの話題になったのは意外でした。
地元の伝統的な踊りを堪能したあと、ようやく22:00近くに夕食を頂くことが出来ましたが、翌日のレースが8:00スタートだったため、パーティーは食事を頂いたあとにすぐ退散しホテルの部屋に戻って十分に睡眠をとりました。
8月5日(レース当日)
朝は、前日スーパーで買っていたパンを食べ、レース会場までの2kmを自走で移動
今回のレースはフィード(水分補給やバイクの修理ができる箇所)が2箇所だったため、デコジャの木下社長と、東洋フレームの鬼頭メカニックがそれぞれのフィードでサポートして頂き、安心してレースに臨むことが出来ました。
スタートはUCIポイント順であるため最前列でスタートすることができ、序盤からオーストラリアのMatthewが先頭で、自分は2番手で追う展開
体の調子も良く、コースも自分が得意とするレイアウトであったため、勝ちに行くはずだったのですが、周回を重ねるごとにMatthewとの差は広がる一方・・・・
最終的には3分の大差をつけられ、2位でゴール

アジア選手の中ではトップだったため、チャンピオンジャージに袖を通すことはできましたが、まだまだ世界の中では下のレベルであり、これからもっと内容の濃いトレーニングを積む必要があると感じました。
表彰式前には入賞者の召集場所でMatthewと共に3位、4位のカザフスタンの選手と一緒でしたが、カザフスタンの選手の言葉が分からず、コミュニケーションを取ることができません。
Matthewとは(自分の全く流暢ではない英語で)色々と話をし、オーストラリアでの自転車競技活動や、今回マレーシアに来た目的など、自分と共通する点がいくつもあると感じました。
同い年の自分が言うのも何ですが、ほんと良い青年でした。

表彰式終了後はすぐに空港に移動し、18:50発の飛行機に乗り、クアラルンプール経由で翌日朝5:30に関西国際空港に無事到着
今回の遠征は、日本ナショナルチームとしての遠征ではなく、単独の遠征であったため、大会エントリーから飛行機や宿の手配、現地での行動を全て自分でする必要がありましたが、多くの方のご助言・お力添えにより、無事に終えることができました。大変ありがとうございました。
遠征目的であったUCIポイントも多く獲得することができ、8月8日現在でのUCIランキングはMen Juniorで28位(世界での登録者数792名中)まで上げることが出来ました。
次の目標は9月にオーストラリアのケアンズで開催される世界選手権出場
そして、次なる目標である2018ユースオリンピック出場を目指し、活動していきたいと思いますので、皆さんこれからも応援よろしくお願いいたします。
P.S 遠征費用確保のため、本後援会へ少しでも多くの方のご入会をお待ちしています。
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