大会日:2017.11.5(Sun) 大会名:関西シクロクロス 紀の川 場所:和歌山県紀の川市 カテゴリー:ジュニア(C1と混走) 出走時間:PM0:40 結果:1位(40分終了時全体で2位)
今シーズン最初のシクロクロスレースということで、何日も前からとても楽しみにしていました。
前日の昼に出発して夜8時くらいに宿にチェックイン
今回は三兄弟での参戦であるため、夕飯は弟たちの希望で回転寿司になりました。普段は家族で外食を摂ることがほとんどないのですが、久しぶりの回転寿司もいいものです。
その後宿に戻り、コースの動画がFacebookに出ていたため、一通り観ておき、夜は少し遅めの就寝でした。
当日の朝、少し遅めの起床で準備にバタバタしました。朝食を食べながら車で40分ほどかけて会場へ行きました。会場は紀の川の河川敷で、数日前の台風被害の爪痕が残っていました。 今回のこのコース、河川敷を利用した平坦なコースで、ところどころ芝に隠れて地面のギャップがありました。シケインが2つとステップが4枚で、全体の高低差がなく、かなりのスピードコース
少し風はあるが、そこまで気になるほどではない。
朝の試走ではタイヤをチャレンジのシケインと、デュガスのリノの2種類を試し、転がりの良いシケインに決めました。このタイヤはこれまであまり使ってなかったので、慣れるいい機会になりました。
レース前のアップは気温が高かったため25分ほどローラー台を回し、その後はスタート地点付近でダッシュを2本ほどしました。スタート位置はC1選手の最後尾のため、一番最後にコールを受け、あまり緊張感をもたずリラックスして合図を待ちました。
スタートの反応には少し遅れたものの、焦らず前に上がって行きます。スタート直後のストレートで前方で落車がありましたが、レース前に落車が起こると聞いていたため、前方を走る選手の動きを観察しながら、怪しい動きの選手の後ろには位置取りはせず、落車が発生しても落ち着いて対応できました。
ちなみに、自分は年齢的にカテゴリーはジュニアなのですが、昨年の全日本選手権で2位であったため、特別枠としてC1のカテゴリーで走らせてもらっています。今回のレースには昨年の全日本選手権で優勝した同じ愛媛の日野選手も出場していたため、二人がひたすら前を走るC1の選手を追いかけるレース展開でした。
40分のレース時間終了までにとにかく前のC1のトップ選手に追いつけるかが大事であったため、1周目からコースのサイドまで精一杯使って前の選手をパスしていきました。
コース長が短く、ラップ数が多いため早めにポジションを落ち着かせることを意識して前のパックを目指しました。
自分はコーナリングに自信があったため、突っ込みを意識したラインと立ち上がりを意識したラインを使いコーナーごとに前の選手を抜きました。タイヤがシケインということで、コーナーではサイドのグリップが効きストレートではセンターのヤスリ目が転がりよく進んでくれます。長いストレートもできる限り踏んで、コーナリング中に休み、立ち上がりでまた踏んでいくという走りで、攻めながらも落ち着いた走りができたと思います。
この走り方は今年1月のオランダのhoogerheideでのワールドカップで学びました。その時のレースを思い出しながら、いいリズムでペースを作ることができました。
4周目くらいで先頭を走るブリジストンアンカーの沢田選手がステップでミスをしたのをきっかけに自分がトップに出ました。そこからは沢田選手とパックになり、後続と30秒のタイム差でレースを進めて行きました。
その後2周か3周ほど沢田選手とパックで走りましたが、途中でタレが出てシケインの乗り降りが遅くなってきたその時、沢田選手にシケインの立ち上がりでアタックされたのに反応できず離されてしまいました。
なんとか付いていきたかったのですが、ペダルがうまくはまらず、ふくらはぎもつりかけていて、付いて行くことはできませんでした。
その後、沢田選手とのタイム差は8秒ほどで追いかけましたが、この平坦のコースでは8秒というのは大きな差でした。
結局、その差はなかなか縮まらず、40分終了時点でC1の選手を含めた全体では2位、ジュニアの特別枠では1位で終了しました。
シクロクロス初戦ということもあり、どこまで走れるのか楽しみなレースでしたが、若干の腰の痛みはでたものの、大きなトラブルはなく、全力を出してこの位置だということで、今の自分の力を知ることができました。去年に比べるといい感じだと思いました。
シクロクロスシーズンのいいスタートが切れたと感じているので、来週の飯山も今の調子を上げる勢いで挑みたいです。たくさんの応援ありがとうございました。 今後も応援よろしくお願いします。
バイク:ANCHOR CX6(上野サイクル様) コンポーネント:105、ULTEGLA ペダル:MAVIC CROSSMAX SL PRO(上野サイクル様) ホイール:DURAACE C35 タイヤ:前後 Challenge シケイン 33mm 空気圧 F 1.4bar R 1.4bar ギア:F46Tー36T R28T-11T レース前補給食:ニンジャエナジー(レモン味)
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