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2018マウンテンバイク全日本選手権大会


大会名:全日本選手権マウンテンバイク カテゴリー:男子ジュニア コースコンディション:ドライ... 距離:4.53km×3lap=13.59km 結果:1位 バイク:BRIDGESTONE ANCHOR XR9 コンポ:Shimano XT ホイール:NEXTIE カーボンホイール(父の手組) タイヤ:SPECIALISED FAST TRACK 2.1inch 空気圧:F1.45bar R1.45bar ギア:F 32T R 40T-11T

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 今回は西日本豪雨の影響で父が災害関係の仕事で忙しく、同大会に出場する松山の上野さんに乗せていただいての遠征でした。 豪雨の影響で自宅近くの練習コースも少し被害を受けましたが、十分な練習はできていました。

 金曜の夜に出発し、車中で仮眠をとり、土曜の朝に現地入りしました。

気温が高いという情報はもらっていたものの、思った以上に日差しがきつく気温も高く感じました。

 試走はいつもより少な目に、細かく休みを入れながらセッティングを決めていきました。事前に決めていたセッティングから変更はなく、天候も悪くなることは考えていませんでした。バイクの不安要素はなく、コースをしっかりと見て走ることができました。

(スタート前)  暑さの影響で周回数が3周ととても短いレース設定になっていました。 愛媛もここ数日暑い日が続いていたため、富士見の暑さはそれほど厳しくは感じませんでした。レース3日前くらいから練習中や普段の生活の水分補給には気をつけていました。  短いレースは得意ではないですが、シクロクロスの感覚で走ることを考えるとあまり気にはなりませんでした。 アップはいつもサポートしてくださっているDECOJARacing様のテントを使わさせていただき、とても快適な環境で行うことができました。ありがとうございました。あまり動かなくてもきちんと筋肉に熱が入ったので短く終わらせ、氷水を全身にかけて少しでも涼しく居られるようにしました。

(スタート)

 1番最初にコールされ並び、スタート直前まで上野さんに日傘をさしていただいたり、水をいただいたりして集中することができました。最近のスタートは良い感覚を掴めてきていたため、自信はありました。

 しかし、気持ちが出過ぎてしまいました。

 スタートの合図にはうまく反応したものの、ペダルキャッチを2回ミスしてしまい、ほぼ最後尾でのスタート。しかし、その後は右の芝生ラインが空いていたため落ち着いて前の選手をパスしていき、最初のフィードを3位で通過しシングルトラックへ入りました。

 1周目は大きな順位変動はなく、先頭集団は力の同じくらいの選手が5、6人続いて2周目に入っていきました。

 気温が高いため水分は多めに摂り、掛水を掛けたりしました。自分のペースに持ち込みたかったため、出れるところで前に出てレースの主導権を常に握ることを意識しました。

 前にいても後ろを走る選手の息づかいやギアチェンジの音で相手の様子を探ります。

 コース脇からの応援は自分への応援ではないことが多く、アウェイだなと感じていましたが逆にこれが燃えました。

 3周目に入り最初のフィード後のシングルトラックで2位を走行中に駐車場の後の登り返しのコーナーでフロントに荷重を乗せすぎてしまいそのまま前転するように落車。

 前との差は開いてしまいましたが、応援のお陰でどうにか2回目のフィード付近までには追い付くことができました。

 最終周回後半では、どこかで仕掛けたら行けると思っていたので、ロックセクションのシングルトラックから出てきた登り返しで前に出ると、そこからは後ろの選手は気にせず、ゴールを目指しました。

 その後ゴンドラの激坂の手前で2位の選手が単独落車したため、後ろを離すようにペースを上げました。

 下ってきてゴール裏の最後の坂で上野さんのゲキが飛んできて、ゴールはもうすぐだと最後の力を出しきる思いで登りました。 ゴールはたくさんの人に迎えられとても嬉しかったです。

 厳しく苦しいレースでしたが、終わってみれば楽しかったなという感想が大きかったです。自分の勝利も嬉しかったですが、応援してくださった方々の喜びの笑顔を見ることができたことが一番嬉しかったです。たくさんの応援サポート、本当にありがとうございました。

 まだ今シーズンのレースは続きます。更なる成果を上げられるよう頑張りますので今後も応援よろしくお願いいたします。

次戦CJ白馬はチャンピオンジャージでの出場です!楽しいレースを繰り広げたいと思います!

Photo 📷 DECOJARacing 木下社長、中川裕之さん

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