大会名:マウンテンバイクアジア選手権大会
開催地:レバノン カテゴリー:男子アンダー23 コースコンディション:ドライ リザルト:5位(-1LAP)
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アンダー23カテゴリー1年目の挑戦となるアジア選手権大会で、1年目からこの舞台で走れることは本当にうれしかった。
昨年のアジア選手権はジュニア4位という成績だったが、今回は一つ上のカテゴリーとなり、アジアの中での自分の力を知ることができる機会となった。目標は表彰台に上がることであった。
自分にとって初めてとなるレバノン国での開催で全く勝手がわからない状態だったが、実際に現地に行ってみるとアジアだなと感じる場面が多かった。
コースは標高2000m地点に作られており、標高800m地点のホテルからコースまではバスでの移動となった。
レース4日前の水曜日に試走することができ、高所だったためゆっくりと走り体を慣らしていくことを心掛けた。
コースの印象としては難しくはないものの、斜度のきつい登りと石の多く転がった下りで、国内でいえば朽木スキー場のようなコースだ。
自転車が一台しか走れない狭い道幅のシングルセクションが多く、登り以外では抜けないと感じた。しかし登りの数か所はバイクを押さないと登れない箇所もあり、バイクを押す技術も求められた。
当初はアンダー23カテゴリーは土曜日のレース予定だったが、日曜日に変更となり、コースへの順応期間が伸びたとポジティブにとらえてレースに臨むことができた。
【レース当日】
朝は各国バスに乗り込み会場へ移動。バスの中で集中を高めた。
現地に着いてからはレースまであまり時間がなく、すぐさまアップを行った。
心拍を上げすぎてしまうと標高のせいか、いつもより苦しく感じた。暑さはあまり感じないものの、高所の低酸素がレースに大きく影響すると感じた。
スタートはエリートと混走で6周回のレース
スタートは最後列からのスタートで上手くいったものの、1コーナーあとの登りで大渋滞が発生。1周目は押して走る区間が多かった。
2周目3周目と少しずつ順位を上げていくが、トップの選手はすでに見えない位置に。
途中でペースを上げるも、その後一気に反動が出てしまう。
スタートから終始苦しい状況が続き、リズムをつかむことができない。
自分が思うように走れないことと、トップとの差に焦りを感じてしまうことがあったが、なるべく冷静に走ることを意識した。
最終ラップに入る前にエリートのトップ選手に追いつかれてしまい、レースはマイナス1LAPという結果で終わった。
今回のレースはこれまで経験したレースの中で最も長かったと感じ、自分の持ち味の粘りが発揮できず、たらたらと走ってしまったように感じた。
本当に苦しいレースであったが、まだまだ苦しいのはこの先にあると感じた。次のレースに向け今回見つかった課題を克服していきたい。
最後になりましたが、お世話になりました日本チーム、スタッフの皆さんありがとうございました。
また、今回アジア選手権大会出場にあたり、多額の遠征費用を工面し、送り出してくれた家族と支援者の皆様に改めて感謝いたします。
今後も応援よろしくお願いします。
【使用機材】 バイク:BRIDGESTONE ANCHOR XR9 コンポーネント:SRAM+Shimano ホイール:NEXTIEカーボン(父の手組) フォーク:2020 ROCKSHOX SID ULTIMATE いつもよりリバウンドを2ノッチ分遅く設定 タイヤ:S-WORKS FAST TRACK 2.1inch 空気圧:前後1.6bar
機材サポート:上野サイクル様
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