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2022八幡浜国際MTB UCI-HC

大会名:UCI-HC 八幡浜国際マウンテンバイクレース

会場:愛媛県八幡浜市スポーツパーク

結果:優勝(U23)



3年ぶりの開催となる「やわたはま国際マウンテンバイクレース」


今回は海外選手の出場は無かったため、UCIポイント獲得の大きなチャンスであった。


このコースでの戦績は昨年の全日本選手権以外では負けたことがないため、今回も自信をもって挑むことができた。


実は昨年の全日本選手権の終了後、コースの管理主体である八幡浜市役所さんから『UCI-HC大会を開催するに向けてコースの見直しをしたい』という相談を受けました。その後コースにて打合せを行い、国際レース開催に向けた市役所の方々の熱意を感じました。


2021全日本選手権の際に他の選手から聞いた意見と個人的に手を加えたほうが良いと思うポイントをイメージとしてざっくり伝え、その後の具体的な改修はコース管理者が行っています。

コースは簡単になった箇所と難しくなった箇所があると思うが、八幡浜のコースの特徴がよく出ているなという感じで仕上がっており、更に来年に向けて新たなセクション等の整備を期待しています。


今回のレースまでの準備では、シーズン初戦の菖蒲谷のレース時からフロントフォークに違和感があったことから、今回は新型のフロントフォークに交換をした。


これまで4シーズン使ったものと比べると、とても軽く動きがいいことに感動した。


レース2週間前からバイクセッティングを見直し、いろいろなコンデションで走り、自分の納得のいくものに煮詰めていく。


これまでよりも後ろ乗りになったことからリアへの荷重がかけやすくなり、登りでのリアのトラクションを稼ぐことができるようになった。またこれに伴い、リアホイールのスポークテンションの変更も行った。


レース4日前、いつもスポーツアロマのマッサージをお願いしているスノードロップさんで身体を整えてもらい、この時から体の調子は良く、レースへの期待が大きくなった。



レース当日


実家から車で20分の会場は他の大会に比べて移動時間が少ないことから全てにおいてリラックスして行動できる。


レーススタート時刻は13:35で、とても暑い時間帯であった。


午前から徐々に気温が上がり、アップは短めに行う。


スタートは1番最初にコールされ1列目の中心。

15秒前からのランダムスタートが短いのが特徴の八幡浜大会であるが、今回は思っていたよりも長く、意表を突かれた。


スタートは慎重になってしまった部分があったが、先頭が見えなくなることはなかったので焦らずにレースを進めることにする。



中盤から松本選手と、鈴木選手を含む3名のパックになったが、【ゴジラの背中】と呼ばれる八幡浜コースの名物セクションで鈴木選手がチェーントラブルで遅れたことにより、先頭争いは松本選手との2名で決まる。



レース後半に入ってからは自分の得意なセクションであるゴジラの背中を先頭で入り、松本選手を少し引き離す。そこからは自分の走りたいペースでレースを進めることができた。


残り2周回は脚を攣りながらの苦しい走りではあったが、たくさんの声援が力となり、最後まで走り切ることができた。チェッカーフラッグを受けた時は優勝の喜びよりも、安堵と感謝の気持ちでいっぱいであった。


今大会がUCI-HCクラスでの開催であったことから、優勝によりUCIポイントを60ポイント獲得し、これまでのポイント合計が95となった。なお、これにより個人選手としてワールドカップへ出場するための要件である最低80ポイントという条件クリアすることができた。


これからの目標は7月の全日本選手権大会での優勝、その後2週間後にカナダで開催されるワールドカップに出場したいと考えている。


最後になりましたがたくさんの応援、サポートありがとうございました。また平素より応援、サポートしてくださっている皆さんありがとうございます。


Photo 原さん


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