開催日:2021年7月4日
会場:長野県富士見町富士見パノラマリゾート
結果:4位(エリート)
自分にとって今シーズン初レースとなったCJ富士見パノラマ大会
今シーズンは大学のコロナウイルス感染対策によって、大学が指定する人口10万人あたりの1週間の新規感染者数が15人以上の都道府県への移動を行うと学内に10日間入れないというルールのもと、感染拡大地域での大会に出場することを辞めていた。
レースがない間は基本的にロードでの練習が多かった。レース系の練習はあまり行っていなかったが、インターバルやジムでのウエイトトレーニングを行っていた。10月のマウンテンバイク全日本選手権を標準に合わせているため、今はひたすらに基礎的な乗り込みを行っている。
今回出場するエリートカテゴリーは国内有力選手がほぼ全員揃ったレースとなったが、当日の天候は雨で、2年前の大会と同じようなマッドコンディションでのレースとなった。
タイヤはフロントタイヤにS-WORKSファストトラック新型を使用、リアタイヤにはS-WORKSファストトラック旧型を使用した。
このタイヤはともに自分のお気に入りのタイヤで、走らせ方次第でマッドもドライも走れると思っている。
空気圧はそこまで下げることはなく前後1.65Barほどに設定した。あまり空気圧を落として使うと転がりが重くなるので走れるぎりぎりの設定にしている。特にこのコースは最初の砂利の登りで頑張りたいので、転がり重視にしている部分がある。下りはどのタイヤをはいてもスピードが出るわけではないので優越の差は少ないように感じる。
また、今回はチェーンに「チタンの鎧」コーティングをしていただいた。マッドレースでどれだけコーティングの性能が試されるのか非常に期待していた。
レーススタートは1列目、ゼッケンは12番だが1列目に並ぶことができ、集中してスタートを待った。
今回のレースの目標は運が良ければ表彰台、最低でも5位以内というところだった。
「運が良ければ」というのは棚ぼた的な願望ではなく、しっかりと表彰台が狙える位置で走ったうえで、とにかく自分のベストを尽くすという考えだ。
特にブリヂストンの沢田選手、平野選手、フカヤレーシングの竹内選手、スコットの平林選手は実力のある選手なのでその争いに食い込めればと考えていた。
スタートは悪くなかったが最初のシングルトラックまでに順位を落としてしまう。
気持ち的には前に行きたかったが体がついてこない感覚で、久しぶりのレースであったことから後半の体力のことも考えてしまった。
レースは5周回しかないことから、この位置での展開は不味いと考えながら1周目を消化し、2周目に入っての登りで同じ集団で走るグループの先頭に立つことができた。
登りで頑張って踏み、シングルトラックに入ってから少し休むという自分のリズムに持ち込むことができた。
すでにトップの選手との差は開きはじめ、レース中は自分の走りに精一杯だったため自分の順位を気にする余裕はなく、泥の中をいかにミスなくトラブルなく走るかを考えることに必死だった。
泥のレースでは泥つまりによるチェーン切れや変速機のトラブルが多く発生しやすいが、「チタンの鎧」コーティングされたチェーンのおかげでドライブ系に絡む泥はボトルの掛水だけで落とすことができた。
周回を重ねるにつれ、とにかく泥で滑ることから、登りでもフルパワーで登れる区間は限られていたため、メリハリをつけて走ることを心がけた。
残り2周の中盤あたりで3位の竹内選手に一瞬追いついたが付いていくことができず、足が攣ったこともあり差が開いてしまい、最終周回もペースを上げることができなかった。
後半にかけて泥がまとわりつくようになってバイクが重くなったことも原因だと考えられる。最後は4位でのゴール
久しぶりのレースで感覚を取り戻すことから始まったが、最後までトラブルなく走れたことはよかったと思う。一方で、トップとの差が大きいことからこれからの課題もたくさん見つかった。
最後になりましたが、フィードでサポートいただいた東洋フレームの皆様、ありがとうございました。
今後の直近の目標は10月に秋田で開催されるマウンテンバイク全日本選手権で優勝することなので、そこに
向けてしっかりとトレーニングと調整をしたいと思います。
たくさんの応援、サポートありがとうございました。
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