大会日:2022年10月10日
開催地:茨城県土浦市
天候:晴れ
リザルト:7位(男子エリート)
今年のシクロクロス初戦となったJCX土浦大会
昨年の全日本選手権U23で優勝した時の会場である。
今回は自分の今の実力がどのレベルにあるのか確認すべく臨んだレースであった。
先々週のCJ深坂大会終了後からコンディションは少し良くなっているものの、気持ち的にガツガツ行くことができない走りになっていると感じながら、直前に行われたシクロクロス強化指定選手合宿でトップ選手との練習やロードワークなどで調整を行った。
なお、今シーズンはシクロクロス競技に関しては、今夏から大学を休学したことから所属は松山大学ではなく、東洋フレームとして走ることになった。昨年の全日本選手権前から東洋フレームにフレームサポートをしてもらっており、乗り手に合わせて造られたフレームはとても扱いやすく、気に入っている。
また、昨シーズンに引き続き今シーズンもアキボウ様よりチャレンジ社のチューブラータイヤをサポートして頂くことになった。
チャレンジ社のチューブラータイヤは、これまで2シーズン使ってきたが、他のメーカーのタイヤに比べ、リムへの貼り付け作業が容易なうえ、バルブ根本付近からのエア漏れがなく安心して使える。また路面コンディションに合わせて、ドライ用の「シケイン」、オールラウンド用の「グリフォ」、セミマッド用の「ベビーライムス」の3種類を使い分ければ、どのコースにも対応できるため、今シーズンも不安なくレースに取り組むことができる。本当にありがたいことである。
レースは午後2時半にスタート
今回の遠征では、いつもメカニックとピットサポートに入る父が同行していないことから、ピットにはこれまで世界選手権や昨年の全日本選手権でもお世話になった橋本剛さんと橋本さんのお知り合いの小笠原さんに入ってもらい、万全の体制であった。
スタート直後は先頭パックで走るも、2周目以降に泥の区間でバイクをうまく前に進ませることができず失速し、早々に先頭パックから離される。
レース前から路面がぬかるんでいたことから、タイヤはオールラウンド用のグリフォを選択していたが、泥区間でのグリップが良い反面、舗装路と芝生の潰れた路面で進みが重たく感じ、レース中にタイヤをドライ寄りのシケインに変えることも考えたが、路面のコンディションが色々と変わっていくなか、結局最後まで変更を戸惑ってしまった。
レース中盤以降、泥がチェーンやカセットに絡み変速のストレスを感じ、3周ごとにピットでバイク交換したが、レース後半になると、シクロクロスバイクでのトレーニングが少なかったためか、路面の振動から肩、腰、背中周りに凝りと疲労が出てきた。
バイクコントロールも泥に埋まる感覚でリアが沈んでしまい、腰への疲労も多く、このあたりは泥の走り方に慣れる必要性を感じた。
結果は7位
泥の乗り方とタイヤ選択に反省点が残ったが、今の自分のベストを尽くすことができたと思う。今回は単騎遠征となり現地で多くの方にサポートを頂き本当に助かりました。
次のシクロクロスレースは11月27日関西シクロクロス烏丸半島の予定です。
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