開催日:2023年1月15日
会場:愛知県稲沢市ワイルドネイチャープラザ
結果:DNF
最初に、今回初めてエリートカテゴリーで出場となったシクロクロス全日本選手権はDNF(途中棄権)という結果となった。
今シーズンは初戦のJCX土浦で7位、宇都宮シクロクロスで7位(Day1)、8位(Day2)という成績で、今回のレースの目標は表彰台に乗ることであった。
コースは愛知県木曽川河川敷の公園内(ワールドネイチャープラザ)で行われた。
初めて走るこのコースは砂場がコース全体の4割ほどを占めている。砂地では轍の奪い合いとなり、ラインも限られてしまう場所もあった。
細かいコーナーの連続するセクションでは抜きどころがなく、ストレートで足を使わないと追い越すことができないコースレイアウトである。
バイクのセッティングはレース前の週に、明浜町の海岸で砂地練習を行い、ほぼ決まっていた。タイヤはChallengeタイヤのシケイン(33㎜)を選択、空気圧は1.1Barに設定した。
レース前の試走でしっかりとラインを確認して、スタート後の混戦の中でも迷わないようにしていた。
シクロクロスではレース中にバイクの交換ができることから、ピットと呼ばれる場所でのスタッフとの連携も必要となる。今年も去年に引き続き、橋本さんにピットスタッフとして入って頂いた。(橋本さん、いつも本当にありがとうございます。)
(レース)
スタートは最前列右端。最初のコーナーは緩やかな右コーナーであるため、イン側の位置。スタートにうまく反応できたものの、直線でスピードの伸びがなく、少し番手を落としてしまう。
最初のコーナーを抜けた先で砂セクションに入るため隊列ができるのはわかっていたので、そこでの位置は悪くないと思っていた。しかし、横から轍にはじかれた選手が飛んできて、前走者と接触し、落車が発生。
止まることができず、突っ込んでしまい左の人差し指と中指をホイールに巻き込まれてしまった。転倒はしなかったものの、指に痛みがあったことと、大きくポジションを落としてしまったことに少しレースを諦めてしまった。
走り出してからも思うように順位を上げることができず、指の痛みからブレーキ操作が難しい場面があり、何度かミスをしてしまった。
レース後半に入ると前半の追い上げで消耗した分、いつも以上に疲労を感じ、集中力が低下し、指の痛みも気になってしまうことから、レースを降りる決断をした。
このまま走っていれば完走はできたかもしれないが、これ以上無理をしては怪我をしてしまうかもしれないと考えた判断であった。
完走すらできないレースにしてしまい、とても悔しかった。
スタート後のスピードを伸ばすことができれば、もう少し前で展開していれば、と、タラレバ話以前に、運を含め全く実力がなかったと感じた。
来年の全日本選手権はまた違ったレースになると思うが、今年の全日本選手権を完走することができなかったという悔しさを忘れないでいたい。
最後になりましたが、日頃よりサポートしていただいている皆様、ありがとうございます。
これからも少しずつ地道に努力を積み重ねていきたいと思います。
コメント